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水曜は整形外科です。何で来たかというと、首の後ろ側にあるしこりの事を内科の阿部サダヲに聞いたら「それは整形で聞いてみて下さい。」と言われたので。
水曜の朝、整形に到着です。やたら早く来たのに２０番。院内で視姦でもしてようと思ったけど、乾燥具合が酷い年齢の人達ばかりで仮眠決定。
水曜の朝、整形に到着です。やたら早く来たのに２０番。院内で視姦でもしてようと思ったけど、乾燥具合が酷い年齢の人達ばかりで仮眠決定。
８時半にやっと受付内に医療事務資格持ってるわよ的な美人さんが２人。これで呼ばれるまではスタンドを操って悪戯してれば退屈じゃないぞ。
ガー。自動ドアが開いて、物凄いオーラを纏った人が入って来た。パンチパーマ、派手な服・・完全にあっち系。しかもデカイ。それでも偉そうな感じではなく、歩き方もその辺でよく見るアホヤンキーチンピラとは違う。出来る・・。
怖い人がゆっくりと近づいて来た。ん？あれ？あ～っ！
「Oさん、ご無沙汰してます。MAKです。なかなか御挨拶に行けなくてスミマセン。」
「ん・・？あ！何だ！お兄ちゃんかぁ～！いつもと感じが違うから分からなかったよ～！今日はどうした？」
説明しよう。Oさんは数年前まであっちの世界で「長」だった人。その手の団体は○○会系、○○一家、○○組というピラミッドを形成している。その「会系」のナンバー２まで上った人。まさにリアル龍が如くな人なのだ。
そんなOさんとウチのオトンは高校時代からの親友でして。当時はウチのオヤジが馬鹿まっしぐらの激悪キャラで、Oさんはプロ野球のスカウトが視察に来ていたレベルの高校球児で成績優秀。空手も相当強かったらしい。人生、先がどうなってるかは本当に分からない。
Oさんと暫し談笑。小山のような体も以前に比べれば小さくなった。歳だなぁ。Oさんは７番だったので先に呼ばれる。太い声がカーテン越しに聞こえて来る。この人は普通の店とかだとスタッフに必ず敬語で話す。案の定、医者や看護婦とのやりとりもそうだった。これが大物と小物の差だ。カッコイイ。
診察室から出て来たOさんは「また韓国のママに仕事入れるように頼んでるからさ。こっち（シャドーの真似をする）も無理しない程度にやりなよ。じゃ、俺行くからさ、お父さんに宜しく言っといて。」そう言って小山のような体を揺すって去って行った。未だに俺の仕事の宣伝をしてくれているOさんに感謝。
暫くして名前が呼ばれた。先ず首の後ろのしこりを見てもらう。「脂肪種かな。心配なさそうだけど・・あれ？ちょっと立ってみて下さい。」「はぁ。」「姿勢よくしてみて下さい。ははぁ～ちょっと側湾がありますね。とりあえずレントゲン撮りましょう。」
背中と首と肩のレントゲンを撮って、また暫く待合で待つ。連日待ち時間が長くて痔の病院へ行くはめになりそうだ。
再び呼ばれる。「首が真っ直ぐですねぇ。アーチが全くない。」「はい。昔から言われます。」「ここまで真っ直ぐだと頭痛や肩こりも酷いんじゃないですか？」「頭痛は酷いです。いつも頭痛薬を持ち歩いてます。」
首に関してはいつも通りだ。もろに頭の重さがかかる形状なので、色々問題があるのは何度も聞かされている。ここでも首に負担をかけないようにと言われる。長い事格闘技やってますなんぞ言ったらスリッパで蹴られるだろう。
背骨は思ったよりは湾曲してないが、若干左右にうねっている。正直これが一番ビックリだ。姿勢の悪さには定評があったが、まさか側湾とは。肩は骨には問題ないらしい。
この医者の言う事には、体がよじれているので様々な箇所を圧迫しているとの事。左右の筋肉量が違いすぎるのも指摘。
病名が難しすぎて忘れてしまったが、胸鎖乳突筋が関係してる。漢字がズラズラと続いてて、「窄」「口」などの字があったと思う。胸骨、肋骨辺りから首の上部まで繋がってる筋肉なのだが、それの左右のバランスが極端に崩れた事によって、何処かの神経を圧迫しているらしい。
思い起こしてみれば、肋骨を折ったのも左、大胸筋損傷も左、そう考えるとあながち見当外れでもないなと思う。特に大胸筋をやってからは、左上半身のトレーニングは殆ど出来てない。
「元々筋肉がつきすぎてますね。それで片方故障したから、こうやって一気に酷くなったんですよ。」医者から最大の賛辞が。「これだけ筋量があると、強い方が弱い方を引っ張る力が凄いんですよ。」やばっ！喜んでる場合じゃない。
「甘く見ない方が良いです。神経に関係してるので怖いですよ。左の筋力がなかなか元に戻らなかったり、指の感覚がおかしかったり、麻痺を感じたりしたら、すぐに来て下さい。MRIを撮ってみますので。」今日撮れよと思ったが、予約しないとダメみたい。
首のしこりを見てもらいに来たのに、色々と言われて意気消沈。とりあえずウェイトを再開するしかないか。左右のバランスを整えなければ。
これまで数々の怪我や故障をモノともせずに格闘技や筋トレを続けて来た俺だが、リンパの腫れも手伝って、どうにもやる気が出ない。困った・・。
ガー。自動ドアが開いて、物凄いオーラを纏った人が入って来た。パンチパーマ、派手な服・・完全にあっち系。しかもデカイ。それでも偉そうな感じではなく、歩き方もその辺でよく見るアホヤンキーチンピラとは違う。出来る・・。
怖い人がゆっくりと近づいて来た。ん？あれ？あ～っ！
「Oさん、ご無沙汰してます。MAKです。なかなか御挨拶に行けなくてスミマセン。」
「ん・・？あ！何だ！お兄ちゃんかぁ～！いつもと感じが違うから分からなかったよ～！今日はどうした？」
説明しよう。Oさんは数年前まであっちの世界で「長」だった人。その手の団体は○○会系、○○一家、○○組というピラミッドを形成している。その「会系」のナンバー２まで上った人。まさにリアル龍が如くな人なのだ。
そんなOさんとウチのオトンは高校時代からの親友でして。当時はウチのオヤジが馬鹿まっしぐらの激悪キャラで、Oさんはプロ野球のスカウトが視察に来ていたレベルの高校球児で成績優秀。空手も相当強かったらしい。人生、先がどうなってるかは本当に分からない。
Oさんと暫し談笑。小山のような体も以前に比べれば小さくなった。歳だなぁ。Oさんは７番だったので先に呼ばれる。太い声がカーテン越しに聞こえて来る。この人は普通の店とかだとスタッフに必ず敬語で話す。案の定、医者や看護婦とのやりとりもそうだった。これが大物と小物の差だ。カッコイイ。
診察室から出て来たOさんは「また韓国のママに仕事入れるように頼んでるからさ。こっち（シャドーの真似をする）も無理しない程度にやりなよ。じゃ、俺行くからさ、お父さんに宜しく言っといて。」そう言って小山のような体を揺すって去って行った。未だに俺の仕事の宣伝をしてくれているOさんに感謝。
暫くして名前が呼ばれた。先ず首の後ろのしこりを見てもらう。「脂肪種かな。心配なさそうだけど・・あれ？ちょっと立ってみて下さい。」「はぁ。」「姿勢よくしてみて下さい。ははぁ～ちょっと側湾がありますね。とりあえずレントゲン撮りましょう。」
背中と首と肩のレントゲンを撮って、また暫く待合で待つ。連日待ち時間が長くて痔の病院へ行くはめになりそうだ。
再び呼ばれる。「首が真っ直ぐですねぇ。アーチが全くない。」「はい。昔から言われます。」「ここまで真っ直ぐだと頭痛や肩こりも酷いんじゃないですか？」「頭痛は酷いです。いつも頭痛薬を持ち歩いてます。」
首に関してはいつも通りだ。もろに頭の重さがかかる形状なので、色々問題があるのは何度も聞かされている。ここでも首に負担をかけないようにと言われる。長い事格闘技やってますなんぞ言ったらスリッパで蹴られるだろう。
背骨は思ったよりは湾曲してないが、若干左右にうねっている。正直これが一番ビックリだ。姿勢の悪さには定評があったが、まさか側湾とは。肩は骨には問題ないらしい。
この医者の言う事には、体がよじれているので様々な箇所を圧迫しているとの事。左右の筋肉量が違いすぎるのも指摘。
病名が難しすぎて忘れてしまったが、胸鎖乳突筋が関係してる。漢字がズラズラと続いてて、「窄」「口」などの字があったと思う。胸骨、肋骨辺りから首の上部まで繋がってる筋肉なのだが、それの左右のバランスが極端に崩れた事によって、何処かの神経を圧迫しているらしい。
思い起こしてみれば、肋骨を折ったのも左、大胸筋損傷も左、そう考えるとあながち見当外れでもないなと思う。特に大胸筋をやってからは、左上半身のトレーニングは殆ど出来てない。
「元々筋肉がつきすぎてますね。それで片方故障したから、こうやって一気に酷くなったんですよ。」医者から最大の賛辞が。「これだけ筋量があると、強い方が弱い方を引っ張る力が凄いんですよ。」やばっ！喜んでる場合じゃない。
「甘く見ない方が良いです。神経に関係してるので怖いですよ。左の筋力がなかなか元に戻らなかったり、指の感覚がおかしかったり、麻痺を感じたりしたら、すぐに来て下さい。MRIを撮ってみますので。」今日撮れよと思ったが、予約しないとダメみたい。
首のしこりを見てもらいに来たのに、色々と言われて意気消沈。とりあえずウェイトを再開するしかないか。左右のバランスを整えなければ。
これまで数々の怪我や故障をモノともせずに格闘技や筋トレを続けて来た俺だが、リンパの腫れも手伝って、どうにもやる気が出ない。困った・・。
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