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水曜は学校。登校するのが楽しくてたまらなかったのに、もう学科は終わりに近い。はぁ・・。折角クラスの皆とも仲良くなって（とっくだが）、授業も楽しくて仕方なかったのに、もうお別れなんてね・・。学科が終われば、学校でクラスメートと会う事もない。施設や訪問の実習は別々だからね。ふう。
今日も楽しく授業を終える。何だか切ないなぁ。ここから一度帰宅、軽く食事をとってからM塾へ。その辺で時間を潰して１９時頃にM塾へ。ロッカーで着替えてたら仁王様到着。更にKもロッカー入り。フルコン黒帯のYDさんも。トロルは休みらしい。
道場ではマー君とよっちゃんが子供の指導＆伝統派空手の稽古。適当に時間を潰して道場の隅っこでアップ開始。マー君は早速ミットを持って欲しくてしょうがないらしい。今日は１０人組手を控えたよっちゃんの練習をメインでやる事にする。
先ずはマー君のミットを。伝統派、型、フルコン、スーパーセーフ、グローブと何をやっても上手いマー君は、もっと若い頃に然るべき指導者と環境に恵まれてたら一流選手になってたと思う。
ミットを打つのが上手いのは勿論、「ミットの中の打って欲しい場所」にまで正確に攻撃出来る。ホント、この子勿体無いなぁ。
次のラウンドは俺がレガースつけて反撃有りで。これはかなりキツイ。
マー君の打ち終わりにランダムで前蹴り、ロー、ミドル、ハイを返す。
マー君を疲れさせたので、俺はKと組んでお互いキックミットを。Kは右の蹴りは合格点に達している。あとは左の蹴り。マー君に見てもらうと的確な指示を。K、見違えるようになった。でも何故週イチの短時間練習で右の蹴りやパンチが良くなっているのかが分からん・・。
ここからはよっちゃんの練習。ここM塾の昇段試験はスーパーセーフ５人、フルコン５人の計１０人。１人２分だ。これはかなりキツイ。何故か？M塾にはKYが多いから。それがネック。まぁスタミナ的にも厳しいけどね。
よっちゃんのフルコンの相手をマー君、YDさん、仁王様とこなし、グルグル回っている。フルコンってやっぱ全然違うんだね～。俺はもう出来ないな。
この後は再びミットをやる。俺はタイ人の何とかさん持ちで猛る仁王様を疲弊させる。あとKに左右ミドルのチェックをしてもらう。自分でもダメな時は「来てないね」、自分でもよっしゃ！と思えた時はちゃんと「良いね！」と言ってくれる。流石にずっと俺の蹴りを持ってくれているK。長年付き合いがないとこういうチェックは出来ない。ありがたいのう。
俺はこの後、マー君に３分ミットを持ってもらう。しかしマー君がコンビネーションを思いつかないので単発ばかり。こｊの御蔭で３分もった様なものだ。俺が皆にやってるミットはきつすぎるかもしれない。もっと勉強せねば。
ここからよっちゃんのSS着用のスパー。少し目を離していたらKとよっちゃんが対峙。おお～っ！流石K、こういうとこで真っ先に手を挙げるところが凄いよね。
正直、心配しながらスパーを観戦。SSは顔面前部は安全だが、首と側頭部はダメージを負いやすいからね。フィジカルが最弱のKは大丈夫なのか？しかも最近対人練習やってないし・・。
いきなりハイを当てられるK。しかし怯まない。そしてパコーン！ポコーン！「おお～っ！」「Kさん！ナイス！」「良いパンチだ！」一同ビックリ。何とKの右ストレートが再三に渡ってよっちゃんの顔面を捉える。やはりKはグローブだと遠慮しすぎていたらしい。SSなら安心して打ち込めるらしく、見た事もないような踏み込みから伸びのあるパンチを放つ。これがKの本当の姿か？！
思わず夢中になって指示を出す。Kには申し訳ないが、撮影するのを忘れてしまった。よっちゃんはスパルタM塾の茶帯、長身サウスポーでかなりのツワモノ。トロルから何度かダウンをとってるぐらいだからね。そのよちゃんとガップリ四つの激しい勝負を繰り広げるK。これは茶帯同士の組手に相応しい。
全くグローブの時と別人だな。やっぱいつも加減しすぎなんだよな～。勿体無い。Kは蹴り足をキャッチするのが上手い。M塾では反則ではないので、そこから踏み込んで右を当てていた。あと俺が教えたカウンターの打ち方でバコンとやった時には感無量になってしまった。練習時間がとれず、フィジカルも弱いK。でも腐らずにコツコツとここまで一緒にやって来てくれた。そういう人間が成長してるのを見るとホントに嬉しくなる。
よっちゃんはYDさんともスパー。１０人組手の準備は着々と進んでるね。仁王とマー君はキックルールで。普段グローブ打撃しか練習してないのに試験には一切関係ない。それがM塾。
時間が来たので館長の何言ってるか聞こえない挨拶の後、掃除して終了。今日はKの闘いっぷりに尽きるな。もっとカッコイイシーンがいっぱいあったんだけど、夢中になって写真撮れず。スマンのう。
こうしてアラフォーでも成長出来るんだよね。本人次第。ゆっくりでも１歩ずつ確実に前進してるKを見て、俺もこんな風に格闘技が出来れば良いなと思いました。