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月曜はM塾で久々に顔面グローブ打撃をやったんだけど、そこで最も衰えてるなぁと思ったのがスタミナ。一番ダメになってるんだろうなと思っていた「目」は意外にも大丈夫だった。最初の1ラウンドぐらいかな。あとは割と普通にパンチもキックも見えた。
昔は長期間休むと目が死んだものだが、何故か中年になってからは休んでもそこそこ見える。「目が死ぬ」と書いたが、視力とかの問題ではなくて、相手の攻撃に目がついていかないって事ね。実戦勘というべきか。そういうのを我々仲間は「目」という表現をする。特に顔面パンチに対しては、ブランクがもろに出るんだよね。
攻撃のタイミングもコンビネーションも、衰えてはいるんだろうけど、それ程悪くなかったと思う。ただ・・呼吸と足がついていかない。たった3分なのにハアハアゼエゼエ。いくら仁王様がプロキックボクサーのミドル級とはいえ、若い頃の自分ならこんなには疲れなかった。
心肺機能は元々弱いし、ロードワークが大嫌いで殆どやらなかったんだけど、それでも昔は何ラウンドも連続でやれたのは、シャドーの御蔭だったと思う。
よくホリフィールドの話を持ち出しては、ロードワークよりシャドーやサンド、ミットの重要性を説いて来た。格闘技をかじってる人間なら誰でも知ってるであろうヘビー級名チャンプだったイベンダー・ホリフィールドは、実はロードワークを殆どやらなかった。
周囲にそれを指摘された時に彼は「私はボクサーだ。ランナーになるのではない。」と言ったのだ(うろ覚え)。ホリフィールドはシャドーやマスやサンドやミットといったトレーニングを重視したのだ。
彼らは一流選手であって、元々のセンスが天才だったから走らなくても勝てたという人もいる。それはそれで正論かもしれないが、一般の才能を持って生まれた人間でも、走る事よりも闘う事を多くした方が絶対に格闘技には有効だと思う。
ロードワーク信者には怒られるだろうが、走るスタミナは走る事で、闘うスタミナは闘う事でしか養われないと思う。基礎体力の底上げにはロードワークやスイムも役立つだろうけど、それらで動くスタミナと、闘いで動くスタミナとは別物だと俺は思っている。走らない自分を正当化したくて言ってるのではないからね。
さて長くなったけど、30日のトレ。10時ぐらいから忙しいのでそれまでに終わらせる。適当にストレッチして、自宅の廊下へ。先ずは普通に腕立てを50回。普通にと言ってもフルボトムまでは落とす。速度もノーマルなので50回でもキンキンだ。
腹筋はノーマルと下腹部に効く足上げを。足を真っ直ぐ伸ばして足上げをやってる人を見かけるが、あれは腰を痛めるので危ない。俺は膝を直角に曲げて仰向けに寝転がり、そのままゆっくり踵を床ギリギリまで下ろして、そこから元のポジションまで戻している。
次は片手腕立てを10回、足幅はノーマル、出来るだけボトムまで下ろす。片手腕立ての場合、顔を正面に向けるとバランスを崩しやすいので、まだまだ筋力不足の俺は下を向いたままやっている。
インターバル後に片手腕立てを20回ずつ。今度は少し速めに。次のセットはゆっくり10回。もう出来ない。回数よりもいかに効かせられるかが重要だ。
両手腕立てに戻して50回。キツイが普通に出来てしまう。高負荷をかけにくい自宅トレでは、やはり片手腕立ては使えるトレだと思う。
玄関の外に出て、組んである鉄パイプで懸垂。順手でゆっくり10回を2セット。逆手でゆっくり10回を2セット。逆手は上腕二頭筋を意識しやすいし、広背筋も順手とは違った場所に効くので良い感じ。
ラストに腹筋で終了。30分程度で現段階では十分な筋トレが出来るのだから、もっとやらなきゃダメだよなぁ。トレする時間がないというのは言い訳だ。やる気があれば1日5分でも体は作れるんだよね。忙しくなっても現状維持は出来るようにしようと思う。