31日のトレ日記やら何やら

朝から台風の影響で雨風。洗濯物は部屋干し、扇風機に頑張ってもらおう。体調が思わしくないので昼間はのんびり。PCでスターソルジャーをキーボードでやってみたが全然ダメ。でも面白い。次に仕事入ったらコントローラー買おうかな。

夕方になったので、夕飯を１品作ってM塾へ。実は先週の水曜日、Kと久々にM塾に行ったが、大渋滞に巻き込まれ、空いてれば１５分の道程を１時間近くかかってしまった。その挙句、子供の昇級審査で大人の部は無し・・。最悪。

なので超早めに出る。１７時半に到着してしまった・・。一応１８時かららしいが、そんな時間に「大人」は来れるはずもなく。１８時に偵察に行くも誰も居ない。

毎月、最終月曜日は大人のみの練習日を設けてくれるらしいM塾。いつも水曜日は実質１時間ぐらいしか練習出来ないもんね。まぁここは子供の月謝で成り立ってるとこですから。我々には発言権はございません。

トロル騒動やら怪我やら何やらで足が遠のいてたけど、大人だけで３時間も練習出来るなら顔出してみようかと思い、今回参加する事にした。ウチからは俺とKのみ。来る予定だったKIYOは通夜でダメに。

暫く駐車場で待ってるとKが到着。２人で剣道場入り。今日は柔道場がとれなかったそうだ。フローリングだと足の裏がギュウウッと咬み過ぎて、ベロンと剥けるから嫌いだ。空手の足ならまだマシだが、とてもボクシングのようなステップは出来ない。即ベロンだ。

今日は誰が来るのか、どういう練習になるのか一切分からない。ただ道着着用だけは厳守らしい。一応空手団体だからね。でもウチの道着は寝技対応なので厚い。故に暑い。

「俺らとトロルだけだったりして・・。」「洒落になりませんな・・。」Kとブツブツ言いながら、久しぶりの龍胆衆のギを着る。何だか懐かしいなぁ。

先に１枚撮っておこうかと思いデジカメの電源入れたら・・あれ？レンズが出たままになり停止。何度やってもダメで凹む。折角絵になる練習日なのにな。ただの電池切れなら良いけど、故障は痛い。

適当にストレッチしてたら「こんちわっす。」トロルキターッ！洒落にならない展開だ。飼育係のOTさんはサッカーで来れないらしい。あ～面倒だなぁ・・と思ってたらOTさん登場。

「あれ？来れないんじゃなかったっけ？」「雨でサッカー出来なくて・・。」「いや～来てくれて良かった～。」
「今日道着着用だってよ。」「持ってないっす。」「出たよ。」流石マー君。M塾生とは思えない。

また誰かやって来た。「あ～！来てくれたんだぁ。」とカワイイ女みたいな台詞をこの顔で言われた。
クワッ！仁王様到着でございます。











後はよっちゃんとIさんが来てくれるらしい。おお～！伝統派が誰も居ないぞ。グローブクラスだけなら練習しやすいな。いつもみたいに勝手気ままにやれるかも。

と、思ってたら仁王様から、この月曜コースの説明が。道着着用、挨拶必須、怪我防止ぐらいで、後は皆で考えながら練習すれば良いらしい。初回なので手探り、先ずはウォームアップでシャドー、次にミット、目慣らし、マス、スパーの流れでやってみる事になった。

２分１ラウンド、インターバル３０秒で各自シャドー。これを２～３ラウンド。そこから対面シャドーやって、ミット打ちへ。打ち手と持ち手を交替しながら、パートナーを変えてグルグル。

俺はキックミットをKに、パンチを仁王様に持ってもらった。キックはまぁまぁだったらしいが、パンチはボロボロ。言い訳だが、仁王様とどうしてもタイミングが合わない。一番合うのはKIYO、次いでマー君、Kってとこかな。それぐらいアジャスト出来ないと実戦では使い物にならない。つくづく衰えた。

ただ仁王様が「MAK君の左フックの時に腕がヤバイって思った。」と言ってくれた。まだ骨折中でプレート入ってたんだっけ。忘れてた。まともな状態なら何てことないパンチですわと言っておく。

よっちゃんも到着し、３対３でミット。俺とKだけ疲弊ぶりが凄い。それもそのはず、この道着だからね。マー君なんて着てないし。ずるい。空手着も涼しそうだな～。

俺は持ち手専門になり、マー君、よっちゃん、仁王、トロル、Kと全員のミットを持った。マー君の右ストレートの成長ぶりや、トロルのセンスに驚く。仁王様は真っ直ぐ系が劣化。俺と同じだ。Kは右の蹴りは良いが、左はまだまだ。

ここまで練習して、意外にトロルが調教済みなのに気づく。ちゃんと俺とKにも敬語だし、全然嫌な感じじゃないぞ。ちょっと馬鹿だけど。

ここでIさんも到着、マススパーに。７時半頃始まって、時刻は２０時半。楽しい時間が経つのは早い。俺はKと軽くパンチだけ。Kはやはり勿体無い。２～３度、思い切りの良いワンツーでヒヤッとした。たまにでも良いから打撃も続けて欲しいなぁ。

後は皆のマスを見守る。強さ加減はコンビ同士で話し合うので、結構強めのとこも。トロルはここでも成長していて、強めのマス？弱めのスパー？ぐらいにコントロール出来るようになっていた。トロルだけに・・。

三味線弾いてたら仁王様から御指名・・。フラフラでマス開始。顔は触る程度、蹴りも弱めというレベルでやる。以前と変わらず、なかなか手を出してこないで前進して来る。相変わらずプレッシャーが凄い。

こっちが何かをした後に攻撃して来るので、フェイントを入れながら。手加減してくれてたのでパンチもキックも殆どもらわなかった。攻撃面ではローを数発と何度か顔面に触れたので良いとしよう。

皆グルグル回って２１時前まで。好きだねぇ。Kが先に窓を閉めておいてくれたので、皆でモップかけて終了。やはり板の間、仁王様＆トロルは足の裏がズルリ。いや～ん。

M塾史上、初の大人のみコースは無事終了。これは良い。凄く有意義な練習が出来る。いつも子供の部が２時間近く、大人は１時間だもんね。でもこれ、月１回しかないのか・・。

写真が無くて楽しさを伝えにくいが、久々に格闘技って楽しいなぁって思えた。こんな時でも一緒に参加してくれたKに感謝してる。１人じゃ行かなかったもんね。他の皆も都合が合えば参加して欲しい。あと水曜日も俺の仲間といえば無料なので、顔面打撃を練習したい人は是非。

帰宅後に風呂入ってたら元カノの子供から電話。アマキックとアマ総合？の試合が決まったそうだ。早いね～。まぁ基礎はガキの頃に俺が叩き込んであるからな。小１時間色々話した。別れて暮らすようになってから
、こんなに話したの初めてだなぁ。

「時間ある時に一緒に練習しましょうよ。蹴りがヘタクソで・・ボクシングの方が良いっす。」
「だから何で敬語なんだよ。あの頃、蹴りは少ししかやらなかったからな。でもジムで習ってれば大丈夫だよ。」

「いや、何か不安で。負けたらみっともないし。また教えて下さいよ。」
「俺みたいなろくに練習してないアラフォーのオッサンが教えられる事なんてないよ。会長の言う事聞いて頑張ってりゃ大丈夫。それにアマの試合なんだからそんなに気張んなくても良いの。勝ちに拘るのは勿論大事だけど、それに囚われるともっと先の大きなもんが見えねえぞ。」

「何か会長ってMAKさんに似てません？」「全然似てないじゃん。」
「いや、何か・・教わってるとホント似てるんすよ。」「会長の方が優しいだろ？」
「はい。」「はは・・わりい。オマエには嫌な思いばかりさせちまって・・。」
「冗談すよ。冗談。はは。」「ホントわりいな。」

あの頃は俺も若かった。今も嫌な奴だが、もっと最悪に嫌な奴だった。怒ってばかり、怒鳴ってばかり、ぶっ飛ばしてばかりで、コイツには本当に嫌な思いばかりさせてしまった。今も殺したいほど憎まれてると思っていた。

その反動で、俺が女に追い出されてからは非行街道まっしぐら。中２で車に乗ってたし、刺青も入れちまったし、鑑別所にも入ってた。とにかく一通りやっちまったようだ。

今も殺したいと思ってるかもしれない。そんなに簡単に消える記憶じゃない。だからこうして強くなって、俺に復讐したいのかもしれない。それでも格闘技をやってくれてる事が嬉しい。チンピラとつるんでくだらねえ事をしてるより、まともな方にベクトルが向かってると思うから。最初の動機は不純でも、続けていれば見えて来るものがあるはずだ。

小僧と電話を切って、色々考えた。M塾での体の疲れ、家庭事情の心の疲れ、何だか急激に眠くなってしまいベッドに倒れこんだ。元カノと子供達と暮らした日々が頭の中でグルグル。後悔しても遅いな・・。

ま、そんなこんなで有意義な１日だった。もうちょっと真面目に鍛えないと、小僧にボコられてしまうな。毎週水曜、M塾行くか。