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トレじゃないけどトレ日記に書いてしまえ。という事で22日はよっちゃんの試合の応援にH-townまで行って来ました。

前日の駄弁りで明け方就寝・・6時起床。死む~。赤鮫にYKさんを拾いに行く。少し遅刻してしまった。昔から俺を知る人はビックリするだろう。時間前行動厳守の人間だからね。今朝はウンコがなかなか出なくて遅れてしまった・・。

約束の時間より5分遅れの6時45分に到着。YKさんを拾ってMASAんちへ。向かう途中に「今起きた」とTEL有り。MASAは昨晩AK-69のライブで疲れきってるだろう。MASAんちでトイレに行ってから、MASA車のエルグランドで出発!

コンビニに寄るも停めようとした駐車スペースに「リバースもんじゃ焼き」が・・。のっけから面白い展開だ。東名に乗って一路西へ。MASAは運転の達人なので、こちらは隣でアホな事を言ってれば良い。楽だ。

ナビが機能しないのが誤算だったがどうにか9時に会場に到着。よっちゃんに電話するも出ない。OTマー君に電話して無事合流。マー君の服装に一瞬たじろぐ・・この寒いのに短パン&雪駄なのだ。恐ろしい・・。それよりも恐ろしいのが、試合開始は13時頃との事・・マジかよ。

しゃあないのでその辺の街を車でウロウロ。お目当てのB系の服屋に行ってみるもあまりの小ささに拍子抜け。品もろくになくてガックリ。そこからMASAの趣味である園芸の店に行ったり何だりして会場に戻る。

2人は車で寝てるというので俺だけ会場へ。M塾戦士は男子更衣室に陣取ってアップ中。時刻は12時。何と今から昼休憩を1時間とるらしい・・まだまだじゃん。出場するよっちゃん、マー君、総務と談笑。

会場のそこかしこで各団体がミットやらマスやらやっている。その中でもろ893な風体の人間の集まりが・・。皆さん、空手着の下にカラフルなインナーを着てらっしゃる。その団体が10人以上で受付付近に陣取ってアップしてるのでアウトサイダーみたいな雰囲気だ。俺こういうの嫌いだな~。しかも皆さん・・その動き、技術で黒帯?!ビックリ。

車に戻り、予想試合開始時間やその旨を伝える。YKさんとMASAが昼寝中の車の隣でもミット打ちやマスが始まってしまった。この団体の大会は凄い・・。

今度はYKさんと2人で更衣室へ。ここで行なわれていたよっちゃんとマー君の「自称目慣らし」に吹いてしまった。拳サポなのにパコパコ顔面当たってるやんけ。これがM塾戦士。試合前に危ないっての。

「マー君、道着もう限界だろ~?」
本人は「格闘技を始めた時から着てる思い出の品」みたいな事を言うのだが、総務がネタバラシ。

「これ××高校の空手部の奴がパクって来たんですよ!」
「それはイカンわ~。格闘技人生のスタートで既に道を踏み外してるわ。」

場内では開会式が。しかし!一向に動かないM塾戦士。
「去年も出なかったよな?」「うん。」
「おいおい良いの?!信じられないわ~。」
これぞM塾テイスト。豪胆なのか馬鹿なのかよく分からない。

やっとこ試合が始まりそうなのでMASAを起こして会場へ。この大会は顔面はSS着用で拳サポ&布の脛あて。膝蹴りが禁止なのに肘打ち有りという訳分からんルールだ。投げも寝技もない。KOすれば一本勝ち、あとは各部位に良い攻撃を当てるとポイントが加算されるルール。試合時間は色帯が1分半、黒帯が2分。短期決戦なのでローとかよりも顔面でポイント取った方が有利だよね。

黒帯の部がスタート。先陣をきるのは総務。総務は普段伝統派の練習しかしてないのにグローブやSSに対応する恐るべき人物。小柄なスピードファイターだ。M塾杯ではマー君を下して優勝している強者。

もろに伝統派っぽい構えから素早い右の突きでポイントを重ねて圧勝。危なげない。続いてOTマー君出陣!しかし・・道着がボロ過ぎて目立ちまくり。山篭りをしたかホームレスかよく分からないカラテカの登場に審判団も苦笑・・。

謎のカラテカ、なかなか良い動き。しかし相手も結構やるね。OTマー君はグローブの試合の方が向いてるよなぁ。勿体無い。首相撲の体勢になるが膝蹴り禁止、そこでマー君は「せい!せい!」と肘打ち連打!しかし普段肘なんて練習してないのでプロレスラーみたいな力任せのなぎ倒しエルボー。三沢を見た・・。

このもみ合いでマー君の限界道着がビリビリに!コントの貧乏神みたいになってる。俺もYKさんもMASAも爆笑!本人も審判団も笑っている。一瞬で会場の空気を作っちまったぜ・・。マー君はグレート巽だ。

ビリビリのまま続行、コーナーにつめたとこでパンチから高速ハイキック!「おっしゃあ~!」興奮して叫んでしまった。もんどりうってぶっ倒れる相手。審判が起こしても足ガクガク。てっきりKO勝ちだと思ったら「技あり!」「え~っ!」会場ビックリ。「畳み掛けろ!」大声で叫ぶ。倒しきれずこのままポイント優勢で判定勝ち。あのダウンで技ありって・・。

数試合見たが判定基準が曖昧すぎる。審判同士が顔を見合わせて「どうする?」みたいなシーンが多すぎ。しかも驚いたのが、SSも拳サポも脛あても個人が用意したものでOKなのだ。皆全然違うのつけてるじゃ~ん。レギュレーション、メチャクチャです・・。OFG(オープンフィンガーグローブ)みたいなゴツイ拳サポの人も多い。M塾戦士は破れたお手玉みたいなちっちゃ布切れ・・どう見ても不利。

ビリビリのマー君は審判団に何か言われている。どうやら他の道着はないの?みたいな感じ。総務がテーピングで道着を補修。凄い絵だ。出来上がり作品がまた凄い。服を着てるというよりも、ボロ布を巻きつけていると言った方が正解だ。

前衛的なアート、ドリフの貧乏神、マンモスを追う原始人、たかのゆりのポスターの沢尻エリカ・・とにかく形容し難い姿だ。白い道着の下に着てる黒いTシャツが上半身の半分ぐらい色んなとこからチラチラ。白と黒のコントラストが新しい。

よっちゃんは色帯の部にエントリー。隣のコート?なのだがまだ先になりそうだ。その間に総務が2戦目出陣!総務は速いけど、右の突きと右の中段しか武器がないのが厳しいな~。相手も結構出来る奴だったので完全に読まれていた。お互い決め手無く、延長延長を繰り返し、体重判定で総務勝利!アブネ。

慌ててアドバイスに走るハゲゴツイオッサン。左も使うように言うと、既にそうせざるを得ない状況に。右の手首を負傷してしまったのだ。総務ピンチ。

そうこうしてる内にアート空手家の登場だ。相手は紋々軍団の中でも一番墨が入ってる奴じゃん。向こう側には組長以下勢揃いで応援だ。こっちは俺とYKさんだけ。MASAはビデオ班なので良いアングルの場所に移動してしまっている。

アマSBやアマキックだと、結構相手方のセコンドが酷い事を言うので大声でかき消していた。今回も応援だけは負けんぞと思って望む。しかし何故かこの大会は何処の団体も静かだ。組長だけ大声を張り上げてたけど・・。いつもの大声が出しにくい会場の雰囲気なので普通にアドバイスする。

相手の紋々兄ちゃんはミットとマスを偵察済み。全く問題なくマー君の勝ちだろう。安心して試合を見る。お互いカウンターのパンチで顔面ポイントを取ろうとしてるのが見え見え。なかなか仕掛けない。待ってられないマー君がドド~ッ!とつめてパンチからハイ!バコーン!またも「しゃあ~!入ったぁ!」大声で叫んでしまった。

ぶっ倒れる相手。しかし!またも不可解判定で「技あり!」「嘘~!」この団体もM塾並にファジーだ・・。
「マー君!気を抜くなよ!顔面でポイント取りに来るぞ。」すぐに時間切れでマー君勝利!アート空手家強し!

後ろのコートではいよいよよっちゃんの試合が始まる!昨日のダメージはどうなのか?相手はデカイ奴なかりで超心配。頑張れよっちゃん!骨は拾うぜ!

(2)に続く・・
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