２２日、ネタ満載！よっちゃん＆M塾戦士応援記！（２）

遂によっちゃんの試合が始まる。
 

良い場所に陣取って「よっちゃん！いつも通り！」と声をかけるも俺が何処に居るか分からんのでキョロキョロしながら頷くよっちゃん。

さっきから見てると黒帯の試合の方が落ち着いていて闘いやすそうだ。色帯は白～茶帯までゴッチャだからもうガチャガチャ。こういうのは疲れるんだよね～。よっちゃんはフィジカルが強い方ではないので心配だ。

試合開始。ス～ッと両手をライフルを構えるスナイパーのように構えるよっちゃん。あれ？いつもと全然違うけど大丈夫かしら・・。相手はガチャガチャと突っ込んで来る。「え～いっ！」いつも出さないような野太い声と共によっちゃんの左ストレートがバコバコ繰り出されるがラフすぎて当たってもポイントにならない。

超接近戦になった時は三沢のエルボーも披露。テンパッてるのかコンビネーションも何も無く、左ストレートの３連打！（よっちゃんはサウスポー）吹いてしまった。それでも生命線の左でポイントを稼いで終了。勝ったぜ！

次の試合を待つよっちゃんのとこ行って色々話す。そうこうしてると総務の３戦目だ。相手は総務より１０ｋｇ以上は重そうな相手。前の試合を見たが上手くはないけどパワーで押して来るタイプ。案の定、押されまくる総務。主武器の右拳を使えない状況で奮闘している。

あと数秒・・ってとこで相手の左ミドルが直撃！総務ダウン・・これは一本勝ちだそうで。う～ん、惜しかったな～。総務のとこに激励に。「あと何秒かで体重判定になるなって思っちゃいました。気を抜いちゃいましたよ。」
YKさんが氷をもらってくれてあったのでそれで手首をアイシング。総務お疲れ様。小柄でも十分闘えるのを見させてもらったよ。

続いてOTマー君が出陣！相手は長身で結構上手い。これもマー君の勝ちだろうなぁと思っていたが・・。お互い距離の取り合いで時間がすぎる。相手は長身を生かして攻撃して来るが、レーシックで改造済みの視力と抜群の運動神経でかわしまくるマー君。

げっ！よっちゃんの試合も始まるぞ！慌てて隣へ。２面を同時に見るが訳分からん。ワ～ッ！と湧いたので黒帯コートを見たらOTマー君がゴロゴロ転がってた。アート空手家散る！しかし何でやられたのだろうか？まぁ後で聞くか。

よっちゃんはゴルゴみたいなスナイパー構えでジリジリ。相手は結構仕掛けてくるが、なかなか良い感じに闘ってる。このルールじゃリスキーなのに、赤鮫で教えたインローをコツコツ当てたりするとこに感動しちゃうんだよな～。この試合も得意の左ストレート、左ミドルでポイントを取り見事勝利！よっちゃん頑張ってるぅ！

マー君のとこ行って聞いてみる。「何で倒された？」「いや分からないっす。最後の何秒だと思うんすけどね～。まぁまぁ仕方ないっす。」案の定、全然悔しがってない。

よっちゃんにもアドバイス。「よっちゃん、今の良かったぜ。左ストレートがテレフォンになっちゃってるからインサイドに打たないと。」「押忍！」「あとコンビネーションな。左を連打するより左右の方が何倍も速いからな。」「そうっすね。全然コンビネーション出ないっす。」「それで勝ってるんだから凄いって。自信持って！あと蹴り終わり狙って顔面でポイント取り来るから気ぃ抜くなよ。」「押忍！」

何処のコート？も試合が進み、生き残った選手が少なくなって来た。よっちゃんのとこは勝ち残った選手を集めて何やらやっている。何処の部門でも893な人達が全部負けたので、やっと会場の雰囲気が普通になって来た。

暫くしてよっちゃんの試合に。相手はさっき見た感じではパンチは普通だけど蹴りは怖くない。しかし接近戦でパンチが出るので要注意だ。試合開始！「よっちゃん！リラックスしてステップ！」やっとゴルゴ構えからキックルールの時の構えに戻るよっちゃん。

「ヨシ！自分から仕掛けろ！」OTマー君が声を出す。ここまで勝ち進んだ選手は流石にガチャガチャしていない。よっちゃんも距離感が良くなって来た感じで、リーチを生かして得意の左ストレートと左ミドルで応戦。ステップも少しは軽くなって来た。ポイントを重ねて判定勝ち！おっしゃ！

更に試合は進む。いちいちコソコソと体を丸めて走るのが面倒になったので、OTマー君と総務の居る選手スペースで応援する。俺もM塾菌に感染した。

次は準決勝！相手はパンチ力は無いけど当てる技術は結構ある気がする。接近戦ではダッキングみたいな避け方でパンチを避けていた。こりゃ中に入れると面倒だな～。よっちゃんにボソボソとアドバイス。M塾が誇るスロースターターらしく、徐々に良くなってる気がする。行け！よっちゃん！

（３）に続く・・・